横浜家具（byホテルニューグランド）

ＣＡＣＣＩ総会の折、
会場であったホテルニューグランドに宿泊しました。
このホテル、初めてではなかったけど、
やっぱりいいですよね・・・
歴史の重さを感じる、すばらしいホテルです。
特に本館はすばらしい！
２Ｆのロビーには横浜の歴史が詰め込まれています。


そこに置かれる横浜家具と呼ばれる調度品。
開港～関東大震災と歴史を生き抜き、
昭和の幕開けとともに、ニューグランドホテルとしてスタートして以来、
近代史の節目ごとに歴史の舞台となったところ。
内装と併せて、独特な雰囲気を醸しだしています。。。
フェニックスルームやレインボー・ボールルームなど
当時を彷彿とさせる中に、
大理石をふんだんに使った内装と横浜家具がマッチして、
すぐには作り出せない重厚感が漂っています。


横浜家具とは、
開港～ニューグランドとして開業した頃には、
調度品はヨーロッパの家具が持ち込まれ、
特に国際貿易港として栄えた横浜には、
数多くの家具類が存在していました。
最初はその修理を地元の職人さんが行なっていました。
しかし、宮大工などを要する日本（横浜）の職人さんは、
その家具類の製法や細工（装飾）をいとも簡単に身につけ、
本場よりも精緻なものをつくり出すようになっていきます。


そして、ひとつの形として残されたのが横浜家具。
現在でもいくつかの工房で高い技術が伝承され、
横浜家具の製造が行なわれています。
この精緻な技術・技能があればこそ、
戦後日本の復興を底から支えた大きな力。
ものづくり大国日本の原点がここにはあります。
チャップリンもマッカーサーも、
石原裕次郎も松田優作も、そして桑田佳祐も愛して止まないホテル。
近代的なみなとみらいの高層ホテルもいいけれど、
サービスを含めニューグランドはすばらしい！
もちろんシーガーディアンⅡも最高です！

お隣、スターホテル２Ｆのブルーライトバーもすばらしいし、
マリンルージュも目の前から出ています。
ハーバービューの部屋で・・・・・してみては??
（ミーハーすぎ!?)